ロタウイルスの感染をオゾンで予防!
冬から春にかけて多く発生するロタウイルスについて、またオゾンでロタウイルスをどのように防ぐかについてお伝えします。
冬になると、インフルエンザとノロウイルスについてはよく報道がなされます。しかし、この2大ウイルスの影に隠れた第3勢力のようなウイルスがいます。
今回は、冬から春にかけて流行するロタウイルス、そしてロタウイルスの二次感染を防ぐためのオゾンの使い方についてお伝えします。
ロタウイルスとは?
ロタウイルスは、ノロウイルスに非常によく似たウイルスです。
ロタウイルスに感染すると、高熱、強い下痢、そして嘔吐の症状が出ており、この症状はノロウイルスによく似ています。
しかし、ロタウイルスには、ノロウイルスにはない大きな特徴があります。それは、日本だけでなく、世界中の子供が、5歳になるまでに1度は感染する、ということです。
国際連合の専門機関の1つであるWHO(世界保健機関)のアメリカ、スイス、ブラジルの研究者の調査によると、2013年には21万5000人の幼児がロタウイルスにより死亡しています。
驚くことに、激しい下痢による幼児の死亡の37%が、ロタウイルスが原因だとされています。
これに引き換え、大人はまずロタウイルスには感染しません。大人も子供も容赦ないノロウイルスとは、この点が異なります。ロタウイルスに対する特効薬(インフルエンザウイルスに対するタミフルのような薬)はありません。
つまり、下痢や嘔吐を続けて、ロタウイルスが排出されるに従って体調は良くなってきます(よって下痢止めは絶対に服用してはいけません)。
体内からウイルスが排出され切るまでは、下痢と嘔吐に耐える必要があります。ここで注意したいのは、家庭内、または幼児が多くいる幼稚園や保育園、小児科医院での二次感染です。
ロタウイルス感染者の吐しゃ物と便には、多くのロタウイルスが含まれています。例えば、お兄ちゃんがロタウイルスに感染し、トイレで嘔吐し、下痢をしたとします。その直後に、弟さんがトイレで用を足した場合、トイレの中に充満しているロタウイルスにより感染する可能性があります。
また、ロタウイルスに感染したお兄ちゃんが、吐しゃ物を完全に拭ききっていない手で弟さんを触った場合なども同様です。ロタウイルスは、アルコールでは消毒できません。よって、アルコール入りのウェットティッシュは役に立ちません。
オゾンでロタウイルスの二次感染を防ぐ
ここで役に立つのがオゾン発生器、オゾン水生成器です。
オゾン発生器、オゾン水生成器、それぞれの特性とおすすめのオゾン発生器をご紹介します。
気体のオゾン
まず、ロタウイルスに感染したお子さんがいる家庭や、幼稚園・保育園・小児科医院など、幼児が多く集まる施設では、ロタウイルスが空気感染する可能性があります。
1人でもロタウイルスに感染した幼児がいた場合、同じ場所にいる幼児は全て危険にさらされます。この空気感染を防ぐための方法として、オゾン発生器を利用し、オゾン(気体)を発生されるというものがあります。
オゾンは、細菌やウイルスに対して強い分解力があります。そして、アルコールでは除菌できないウイルス、つまりロタウイルスに対しても効果があります。
有人環境でも利用できるオゾン発生器を常時稼働させておくことで、たとえロタウイルスに感染した幼児がいても、二次感染を予防することができます。
・ご家庭:お子さんの部屋、リビング、トイレ
・幼稚園•保育園:園児の部屋、ホール(多くの人数が集まる空間)、トイレ、調理室病院
・小児科・医院:受付、待合室、診療室、トイレ
オゾン水
ロタウイルスは、アルコールで除菌を行うことはできません。よって、自宅、幼稚園・保育園、病院・小児科医院では、特に人の手が触れる場所に菌を付けないようにする工夫が必要です。
ロタウイルスに感染した児童が触れるような箇所、例えばドアノブ、椅子、机、手すりなどを、オゾン水をしみ込ませた布で拭き掃除することで、ロタウイルスの除菌効果が得られます。
また、床やじゅうたん、ソファなどに嘔吐した場合、そこにロタウイルスが入り込む場合があります。
2006年に、東京・池袋のホテルで、ノロウイルスの集団感染が起こっていますが、原因はノロウイルスに感染した人の吐しゃ物が、ホテルのじゅうたんにしみ込んだためでした。
通常の洗浄では除菌できず、結果大規模な空気感染が発生しました。ロタウイルスでも似たような事態が発生する可能性があります。
こうした事態を防ぐため、床や布に嘔吐した場合、オゾン水のような除菌力があるもので、洗い流す必要があります。
床やじゅうたんだけでなく、衣服、ふとん、枕、タオルなども同様です。
ロタウイルスの対策=ノロウイルスの対策
ロタウイルスとノロウイルスは、感染したときの症状が同じだけでなく、感染防止策も全く同じです。
よって、例えば子供のいる家庭でロタウイルスの対策を行えば、それはすなわちノロウイルスの対策になり、子供だけでなく、大人にも意味があるからです。
家庭、幼稚園・保育園、病院・小児科のロタウイルス、ノロウイルス対策、二次感染予防にぜひオゾンをお役立てください。
導入事例
当社のオゾン発生器をノロウイルス、ロタウイルスを始め、流行中のコロナウイルス対策に導入されているユーザー様が多くおられます。
『NPO法人 ハマのトウダイ 川井小学校放課後キッズクラブ 様』の導入事例をご紹介します。
川井小学校放課後キッズクラブ 様
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多くのお子様をお預かりする中で、オゾン発生器の導入は、保護者の安心にもつながり、また、スタッフの除菌作業の負担の軽減にもなったとのお声をいただいております。