麹室の雑菌をオゾンクラスター1400で手軽に除菌
諏訪御湖鶴酒造場 様

日本酒の主原料である麹造りの際に、雑菌の侵入を防ぐため、オゾンクラスター1400を使って麹室(こうじむろ)内の除菌を行っております。
使用した製品
オゾン発生器 オゾンクラスター1400
住所
〒393-0061 長野県諏訪郡下諏訪町御田町下3205−17
開業年
大正元年
Webサイト
[ インタビュー実施 : 2019 年 2 月 ]
諏訪御湖鶴酒造場について
諏訪御湖鶴酒造場は、長野県下諏訪町唯一の酒蔵で、大正元年より酒造りを営んでおります。
2017年4月に前経営会社が事業停止。
その翌年2018年より、新しい経営体制・ビジョン・人員により事業を再開。その年の年末には、最初の日本酒を発売することが出来ました。

諏訪御湖鶴酒造場 杜氏 竹内 重彦 様
オゾンクラスター1400導入前に
困っていたこと
日本酒を造る上で最も大切な作業の一つに『麹(こうじ)づくり』があります。
麹づくりとは、蒸したお米に麹菌の胞子を振りかけよく混ぜ、丸2日かけて完成させます。
麹を造る過程で、雑菌が付着してしまうと、搾った後のお酒に好ましくない4VGと呼ばれる異臭の発生要因となり、酒質の低下を招きます。
(4VG=4-ビニルグアイヤコール)。
よって、麹を造る場所である『麹室(こうじむろ)』は、常に雑菌の無い衛生的な環境にしなければなりません。
かつては、麹室の雑菌を取り除くために、ホルマリン(ホルムアルデヒドの水溶液)を用い燻蒸除菌することが主流でした。
しかし、ホルムアルデヒドは現在、シックハウス症候群の発生原因となっており、劇物指定されているため、労働環境的な観点からも使用することができません。
今後、高品質な日本酒を製造するためには、衛生面での対策については妥協のないものにしたいと考えており、そのための施策について情報収集を行っていたところ、先進的な酒造りをされている酒蔵さんからオゾン発生器を使用しての効果的な除菌を紹介いただきました。
導入に向けて、機器の選定、調査を行いましたが、どれも概ね40~50万円以上する機械ばかりで、躊躇していたところ、オゾンマート社の製品を見つけ、性能・能力の高さはもちろん、価格面でも約半額でしたので、導入を即決いたしました。


麹室で米と麹菌をよく混ぜて、麹を作る
酒造における
オゾンクラスター1400の活用
酒造りのシーズンは、秋から春にかけてのおおよそ6~7か月間です。
この期間に、順番に新酒を仕込んでいきますが、麹室に常時麹があるわけではなく、作業と作業の合間に、1〜2日麹室が空くことがあります。
オゾンクラスター1400は、この『麹室に何もない日』を利用して麹室を除菌するために稼働させています。
タイマーは初期設定の『30分稼働後、180分休憩、再び30分稼働を繰り返す』で使用しており、翌朝、次の作業のまで稼働させっぱなしにしております。
オゾンは、『一般的な雑菌を除菌』するだけでなく、『前の麹造りで使った麹菌が、次の麹造りで混入しないための除菌』という意味合いもあります。簡単に言うと、『空間のリセットする』ための取り組みです。

麹室で利用されているオゾンクラスター1400

酒造における
オゾンクラスター1400の効果
2018年末から新酒を販売しておりますが、お陰様で好評で、品質管理上問題は発生しておりません。
世界品質を目指す上で、有害な薬剤や防かび剤を使用せずに、麹室の除菌をできたことに品質、衛生管理及び労働環境改善の面からも大変満足しております。
オゾンクラスター1400は、時間が空いた時にすぐ除菌が出来るといった手軽さ、そして他社製品に比べてコンパクトな所がとても良いですね。
今後、他の酒蔵の仲間にも紹介したいと思います。


使用したオゾン発生装置について
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製品の詳細
オゾンクラスター1400は、日本製のオゾン発生器です。それにもかかわらず、コストパフォーマンスが大変優れています。1時間あたり1400mgのオゾンを生成。1分あたり4,250Lの大風量。このスペックで税込275,000円は、競合製品と比較すると圧倒的に割安です。
また、ホームページ上に掲載している導入事例の数も豊富なので、同業他社や類似業態の会社が本機をどのように使っているか、すぐにわかります。
中国からの直販が多いオゾン発生器が多い中で、製造元である弊社(アースウォーカートレーディング株式会社)は山口県周南市に拠点を置く企業ですので、製品についての質問や修理が必要になった場合の対応など、フォローアップ体制も充実しています。
脱臭、除菌、ウイルス対策などにお役立てください。