家電メーカーの脱臭機に比べものにならないほど脱臭能力!
A.K 様
使用目的は主に防カビ、それと脱臭です。
使用場所は戸建て(2階建て)の個人住宅で、いわゆる高気密住宅です。
当地は低地で湿度が高く、4月~9月の高湿度期やそれ以外でも雨が続くときには特に1階のダイニングキッチンにカビが発生しやすくて困っていました。
家人全員がカビアレルギーになってしまったほどです。(検査で確認済み)
カビ対策として、これまで各社の空気清浄機、イオン発生器、防カビ剤を使用してみましたが、今ひとつ効果がはっきりしませんでした。
そこで数年前、前機種の「オースリークリア」を購入したところ、目を見張るような明らかな効果がありました。
今回、1台は生活に最も影響するダイニングキッチン専用とし、もう1台を機動的に各所で使えるように、また、自動車の消臭も行いたいため、より強力な「オースリークリア2」を購入しました。
今は冬期で乾燥しているため、まだオースリークリア2の本領を発揮しているとは言えませんが、高湿度期には、前機種以上の効果を発揮してくれるものと期待しています。
前機種の「オースリークリア」でも価格の割にとても強力で、防カビ、脱臭に明らかな効果が認められます。
防カビの効果は、特に梅雨期~夏期に顕著です。
(その強力さ故、人のいない時に使わなければならないという制約はありますが。)
「オースリークリア2」を購入して、まだ2ヶ月しか経っていませんので、以下、前機種の「オースリークリア」も含めて、効果的だった使用例を報告します。
(1)ダイニングキッチン:毎日、夜間の無人時に20分ON/40分OFFで約8時間運転・カビの発生抑制:水道蛇口の出水口周囲、流し、冷蔵庫のゴムパッキン部などに発生していたカビが顕著に減少しました。
・アレルギー症状の抑制:それまで高湿度期には、毎朝ダイニングキッチンに入るとアレルギー症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみ)が出ていたのですが、前夜オゾン処理した日は、これが全く出なくなりました。
家人全員同じです。
これは驚くべき効果でした。
確認のためオゾン処理を止めると、またアレルギー症状が出ます。
オースリークリアの使用説明によると、本機では、ダイニングキッチン(約13畳)のような広い空間ではカビを殺すほどのオゾン濃度にはならないとされていますが、上記の効果ははっきり認められます。
予想以上でした。
・ゴキブリの減少:毎晩オゾン処理していると、ゴキブリがほとんどが出なくなりました。
(2)食器戸棚、流し台の下:週に1度ほど、各2~3分間オゾンを吹き込むそれまでは、長期間使用しなかった食器や食器戸棚内面を拭うと黄色やピンクになったカビの発生が、定期的な処理後は全くなくなりました。
(3)下駄箱:週に1回程度、3分ON/50分OFFで半日~1日処理玄関に入ったときに感じる靴蒸れ臭が無くなりました。
また、年によって、梅雨期~夏期に靴に白いカビが生えることがありますが、これもなくなりました。
(4)洗濯機:月に2回程度、20分ON/40分OFFで8時間ほど、洗濯槽にオゾンを吹き込む洗濯槽洗浄剤を使用しても取れなかった臭いが消えました。
(洗浄剤では洗濯機内の上部は洗浄できませんが、オゾンは隅々まで届くためでしょう。)
(5)浴室:週に1回程度、20分ON/40分OFFで半日~1日処理壁や天井のカビの発生がほぼなくなりました。
(6)トイレ:週に1回程度、20分ON/40分OFFで一晩処理便器の中の水と接する部分が環状に黒くなる現象がなくなりました。
カビの発生が抑制された結果だと思われます。
(7)寝室:月に2回程度、5分ON/50分OFFで6時間ほど処理寝室の臭いが少なくなりました。
(オゾン濃度を高くしすぎると、オゾンが布団などに吸着され、一晩中臭いので、やり過ぎないように!)
なお、購入を検討されている方のために、ネガティブな例も挙げておきます。
[効果が無かった例]
○エアコン(室内機)の脱臭:冷房運転中に外気温が下がるなどして送風状態になると、部屋全体が臭くなるので、その対策として室内機の脱臭を試みました。
室内機を養生用のポリスチレン・フィルムでで囲み、その中にオゾンを吹き込みつつエアコンを送風運転しました。
20分ON/40分OFFで約6時間処理しましたが、処理直後はともかく、すぐに元に戻ってしまい、実質的に効果はありませんでした。
[失敗例]
○ウォーク・イン・クロゼットの脱臭:はずかしながら、オゾン使用の失敗例もあります。
ウォーク・イン・クロゼットを脱臭しようと思い、低濃度(僅かに臭う程度)ながら長期間(約1ヶ月)オゾン処理したところ、衣服に使われているポリウレタンやゴムが劣化し、かなりの衣服やハンドバッグをダメにしてしまいました。
本機はそれほどに強力だと言うことなのでしょう。
ポリウレタン、ゴム、食用油、食用魚類など、特に耐オゾン性が低い物には使用しないよう注意しましょう。
[使い良さ]
前機種の「オースリークリア」と同様にとても使い易いと感じています。例えば、
(1)小形・軽量なオール・イン・ワン タイプなので持ち運びが容易:上記のように種々の場所で使用するので、この特長は助かります。
(2)長いチューブが付いているので、狭い空間へでもオゾンを導入し易い:また、チューブが長いので、本体を動かさずに、あちこちにオゾンを注入出来ます。
(3)使用する場所毎にオゾン濃度を変えられる(ONとOFFの時間を変えることにより):これにより、処理空間の広さや耐オゾン性が比較的低い物(食品類、皮革、書籍、写真など)の有無などの条件に応じてオゾン濃度の調節が可能です。
また、オゾン濃度を低くすれば、人のいる場所でも使用できます。
(4)ON時間/OFF時間の設定変更が容易:使用場所毎に小まめに設定を変えるのがおっくうになりません。
などですが、「オースリークリア2」は前機種より強力になっている上、ダイヤフラムポンプの音も若干小さくなったようです。
また、自動車の脱臭も容易なので、臭いが出がちな梅雨~夏期に試してみようと思っています。
使用したオゾン発生装置について
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製品の詳細
オースリークリア2は2015年に販売開始した製品で、初代オースリークリア登場の7年後にリリースされました。
その後、2019年にフルモデルチェンジしたオースリークリア3がリリースされてはいますが、2も根強い人気があるため、現在も販売を継続しています。
オースリークリア2はあまりに人気があったため、コピー品が溢れかえる事態になり、収拾がつかなくなってしまいました。現在も中国の事業者によってコピー品が至るところで売られています。
フルモデルチェンジしたオースリークリア3と比較すると、オゾンの生成量は半分程度ではありますが、価格も安くコンパクトで、手軽に利用できるエントリーモデルと言えます。