市内の全学童施設でオースリークリア3で除菌。除菌にかかる職員の負担が大幅に削減した
社会福祉法人飛鳥学院 安倍学童保育所 様
社会福祉法人飛鳥学院は奈良県桜井市内の全ての児童福祉施設を市から委託を受けて運営しています。
施設内の除菌に際しては、今まで使っていたオゾン発生器より、コンパクトでかつパワーもあるオゾン発生器を追加導入したことで、アルコールでは除菌が難しい本などの除菌にも役立っています。
使用した製品
オゾン発生器 オースリークリア3
住所
〒633-0053 奈良県桜井市谷480番地-3
Webサイト
インタビュー実施日:2022 年6月
社会福祉法人飛鳥学院について
運営にあたって、当院が最も力を入れているのは児童の学習支援です。
家庭環境により学習習慣が不足している子供たちに、施設退所後にしっかりと自立ができる学力が身につくよう、そろばん塾や育脳教育などを導入し、「できない子の底上げ」と「できる子の引き上げ」の両方を目指し、施設全体として学習する雰囲気づくりを意識して、日々取り組んでいます。
また、感染対策に関しても、市から委託を受けて、大事な児童をお預かりしておりますので、施設経由での感染や施設でのクラスターを発生させないように、職員一同日々の感染防止の対策に注力しております。
オースリークリア3と安倍学童保育所様
オースリークリア3の導入前のお困りごと
当施設での児童数は65名。
小学校1年から6年生まで児童のうち、割合としては低学年の子供たちが多く、毎日15時〜19時までの放課後を遊びや学習などをしながら過ごしています。
コロナ流行後、児童福祉施設の現場は大きく変わりました。
低学年の子どもたちは、本当にいろんなモノに興味を持ち、あっちこっちに触ったりもするので、児童が使用した全ての物の除菌が必要となり、職員は常時、机やおもちゃなどをアルコールで一つずつ拭き、除菌をしておりました。
トランプなどのカードも一枚一枚を拭かねばならず、膨大な時間と労力をかけて、毎日アルコールで施設内の除菌作業を行なっておりました。
しかし、そういった消毒も人間が手作業でやる以上、どうしても漏れなどがあるのではないか、本当に施設内の感染対策は十分なものなのかという不安もありました。
また、アルコールや次亜塩素酸水などを使って、施設内の物品や備品を消毒すると、机の表面が色落ちしてしまい、シミができてしまったり、床のカーペットが傷んでしまうなどの別の問題も発生していました。
当学院では、以前よりオゾンの持つ高い抗菌・抗ウイルス作用に関しては認識しており、すでにオゾン発生器も1台はあったのですが、そちらは非常に大型の機械であり、簡単に持ち運びができないものでした。
実際に、本部の男性職員が2人がかりで運び、月に1回オゾン除菌を実施するのが精一杯という状況でした。
そのため、アルコールや次亜塩素酸水などで消毒することで、職員の手が荒れたり、施設内の備品などがダメージを受けるとはわかっていても、安心・安全の環境を作っていくためには時間と労力をかけて、消毒しかないと現場では考えていました。
安倍学童保育所の教室内の様子
オースリークリア3を全施設に導入した理由
最初のきっかけは、市からの助成金を使って感染対策を強化するにあたり、オゾンが非常に抗菌・抗ウイルスに優れているという認識の元で、いろいろなメーカーさんの製品について調べました。
その中で、オースリークリア3を選んだのは、性能と価格のバランス、またサイズ感が非常にコンパクトで、施設の女性スタッフでも片手で運用できるというのがポイントでした。
性能に関しては、従来使っていた機械とオゾンの出力などを比べても、十分に各施設をカバーできる出力があったこと、また操作も非常にシンプルで使いやすいところが気に入っています。
価格に関しては、インターネットなどで見たところ他社の同じくらいのパワーの製品と比べて、半額以下になっており、助成金の予算枠にも限りがある中で、この価格なら全施設に一斉に導入できるなと。
実際に、メーカーの方に来て頂き、オースリークリア3の説明をして頂き、非常にコンパクトで使いやすいこともしっかりとわかりました。
また、各施設の責任者が集まる定例会議などで、オゾンの効果やその利用法などに関して説明会をして頂いたことで導入後すぐに全施設でしっかり稼働させることができました。
オースリークリア3の使用方法
オースリークリア3は非常にコンパクトで軽いので、施設内の状況に応じて、色々と使い分けています。
例えば、保育中では、オースリークリア3を児童があまり近寄らない教室のすみに設置し、5分運転→1時間待機といったサイクルで稼働させています。
教室内のすみずみまでオゾンが行き渡るよう、サーキュレーターを2台併用しています。
小さな児童をお預かりするので、保育時は適切なオゾン濃度になるよう使用しています。
また、保育が終わった後は、エアコンとサーキュレーターで室内の空気を循環させながら、オースリークリア3を60分のワンショット運転で稼働し、退勤しています。
翌日出社時には、これまであった館内の少し鼻につく臭いも消えており、オゾンがしっかり効いているのがわかるので、スタッフも安心して働くことができます。
約1ヶ月間、オースリークリア3を使用した感想
なによりオースリークリア3の使用で、職員の作業面がとても楽になりました。
アルコールでの除菌に比べ、時間も手間も大幅に短縮できるようになりました。
オゾンは目に見えませんが、稼働してオゾンが発生している際は、独特のオゾン臭がしっかりと確認できるので、しっかり対策できていることが確認できるので、施設のスタッフも安心して子供たちと接することができます。
子供たちにもっとも喜んでもらえたのが、これまでは本はアルコールで直接除菌ができないため、児童に貸出ができない状態だったのですが、オゾンで除菌ができますので、児童への本の貸出が可能になったことですね。
アルコールを使用できないものも、オゾンを使用すれば簡単に除菌ができますし、施設内の机などの備品へのダメージもないのは、とても素晴らしいと思います。
引き続き、感染症対策を徹底し、児童の安全を第一に、施設を運営していきたいと思います。
使用したオゾン発生装置について
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製品の詳細
初代オースリークリアの登場が2008年、後継のオースリークリア2が2015年、フルモデルチェンジしたオースリークリア3は2019年の9月にリリースされました。
販売開始以来大人気を誇る機種であるためユーザー層は厚く、ホテルや旅館等の宿泊関連事業者様、自動車、飲食、不動産、介護、保育、学校等、様々な事業者様の他、ご家庭でのご利用も多いです。
50㎡、2.5m程度の高さの部屋であれば、1時間で1ppm前後のオゾン濃度にすることができるため、脱臭にもウイルス対策にも十分な効果を得られます。